ゆっくりと、噛み締めて読んでみてください。どんどんページが進み、ついつい速く読んでしまいがちですが。
◆ 沢木耕太郎著 『深夜特急』 (新潮文庫) 全6巻
この本をお勧めする理由は、面白さ、読みやすさなのですが、ひとつひとつの描写を、感じならが読んで欲しいというのがあります。
テレビなどの映像とはまた違った文章による世界です。その土地その土地独自の、気候や風土、言葉や食べものなどが、読みながら、頭の中に強く描かれていきます。
本を読むということは、その文章を暗記することではありません。本を読みなれてないという方の一番弱い部分は、文章を読んでその世界を体感するというところです。
旅のノンフィクションというのは読んで面白いだけではなく、このような意味でも、本を読む力を強くしてくれるものです。
|